グロインペイン~原因編~
こんにちは!
最近頻繁にブログを更新しております!笑
今回はお伝えしたいことがたくさんありますので、「原因編」と「治療編」の2回に分けて更新していきます!
グロインペインとは・・・
皆さんは、「グロインペイン」という怪我の名前を聞いたことがありますか?
グロインペイン、別名「鼡径部痛症候群」といい、下腹部~鼡径部(股関節の前の部分、脚の付け根)の周囲が痛くなるのが主な症状です。
症候群というので、恥骨結合炎、内転筋腱障害、スポーツヘルニア、腸腰筋の機能障害、鼠蹊管後壁欠損、外腹斜筋腱膜損傷などの症状が複合的に出てきたものをいいます。
グロインペインの原因
「グロインペイン」と検索すると、オーバーユース、体幹から股関節にかけての柔軟性の低下・筋力低下・協調性の低下、太ももの肉離れ、足首の捻挫等が原因と書いてあります。
文字だけで見ても、(?_?)ってなってしまうかもしれないので、わかりやすく写真を載せます!
グロインペインはサッカーに多い症状なので、体を捻る動作にしました。
全身で捻ると肩、膝、足首も関わって体を捻ります。
では、他の動かし方はどうでしょうか?
試してみるとわかりますが、骨盤だけで、胸だけで動かすのは難しいです。
連動して動いてしまうので、わずかながら胸も骨盤も動いてしまいます(^^;)
重要なのは、胸と骨盤を分離して動かせるかどうかです!
意識しても胸と骨盤が同時に動いてしまう。この状態が続いてしまうと協調性・筋力・柔軟性の低下に繋がります。
全身のバランスの低下
協調性、筋力、柔軟性が低下してくると全身のバランスが悪くなります。
その状態が続くと症状が悪化したり、病気になってしまうので、体はバランスを保とうとします。つまり、体が歪んでしまうのです。
上の写真を参考にしますと、私は右に捻る方が可動域が大きいです。これは学生の頃からサッカーをしていますので、右脚で蹴りやすいように体がバランスをとっていると考えられます。過去に左の足首を捻挫し、踵腓靭帯を伸ばしているのも関係しております。ちなみに、前距腓靭帯が一番伸ばしやすい靭帯です。
今回は意識して胸と骨盤を分離して動かしましたので痛みは出ておりませんが、この状態で激しいサッカーをしたら痛みが出る可能性があります。サッカーはダッシュ、蹴る、ジャンプといった全身を使った複雑な動きの連続です。この状態で鼡径部に症状が出ていれば、体のバランスの取り方を変える必要があります。
体は繋がっている、というのはすでに知られていると思います。1つの筋肉や関節に負担がかかっていると、グロインペインに限らずいろんな症状が出てきます。
各関節の歪み方、バランスの取り方を把握し、良い方向にバランスを取ることがグロインペインの早期回復に繋がります!
今回はグロインペインの原因について書きましたが、体の歪みが気になる方やグロインペインでお悩みの方はお気軽にご連絡ください(^^)