肉離れの解説とその治療

競技種目によっては身体を捻るシーンも多い

こんにちは!(^^)

今日は一段と温かいい日ですね(^^)

朝は寒かったのでダウンジャケットを着ていたのですが、暑くなってきたので着替えました(;´∀`)

さて、今回はいろんなスポーツに多い、「肉離れ」についてお伝えしていきます!

肉離れとは

サッカーなどのスポーツでダッシュをしている時に起こるケガです。

筋肉が伸ばされていると同時に、収縮するときに起こる筋肉の断裂のことです。部分的に断裂することが多いですが、まれに完全に断裂することもあります。

走る動作は、複数の筋肉が同時に伸びたり縮んだりを繰り返しています。

その伸び縮みのタイミングがずれたり、うまくいかなかったりすると筋肉が損傷してしまい、肉離れになってしまいます。

肉離れは

  • ハムストリングス(太ももの裏)
  • 大腿四頭筋(太ももの前)
  • 下腿三頭筋(ふくらはぎ、内側の中央上1/3)
  • 内転筋(太ももの内側)

以上の部位が発症する頻度が高いです。

肉離れは損傷具合により3タイプに分けられます。

  • 内出血がある。1~2週間程度
  • 筋腱移行部の損傷。1~3ヶ月程度
  • 筋腱付着部の断裂。手術適応

最近では、バルセロナに所属している安部選手が右大腿二頭筋の腱断裂で手術をするというニュースがありました。

プロのスポーツ選手でも、肉離れで全治○週間というニュースをよく見かけます。

それだけ肉離れは受傷頻度が高いけがの1つです。

検査方法

肉離れは

  • 痛む場所
  • 痛みの度合い
  • 内出血の有無
  • 筋肉の緊張の度合い

最低限この4つの確認をする必要があります。

ふくらはぎや太ももにはたくさんの筋肉が付着しているので、関節を動かして筋肉を判断する必要があります。

また、痛みが強い場合は整形外科の受診を勧め、エコーなどの精密検査を受けていただくこともあります。

応急処置

一般的な応急処置として、RICEが奨されています。

Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)

これがRICEの応急処置です。

しかし、けがの度合いや種類によって応急措置の方法を変えていく必要があります。

肉離れの場合ですが、上記にも説明しました通り、肉離れは筋肉が断裂してしまうけがです。

筋肉が断裂し、そこから血液が漏れてしまうで腫れたり内出血になってしまします。

肉離れになってしまったら、まずは圧迫(固定)して関節が動かないようにしてください。関節が動かなければ筋肉も動かないので、腫れや痛みがひどくなることはありません。

そのときに腫れている感覚があれば安静にし、20分~30分のアイシングをしてください。

とにかく

  • 圧迫(固定)
  • 安静
  • アイシング

その後、医療機関へ行き治療をしてもらってから指示に従ってください。

当院の治療法

まずは検査にて、痛みの度合いや損傷している筋肉を判断します。

その後、鍼治療を行った後、必要に応じてテーピング、アキュスコープ、ハイチャージNEOを使って施術を行います。

当院の鍼治療は損傷している筋肉にも行いますが、その部位をかばって動いていることも考慮し、その周辺にも鍼治療を行います。

そうすることで、損傷している筋肉だけでなく、周辺からも治癒が進むので、比較的早く治癒することができます。

また、痛みを緩和するテーピングも行いますので、脚を引きずって来院された患者様でも帰られる際にはスムーズに歩いて帰られる方もみえます。(個人差あり)

テーピングはただ痛みがある部位に巻くのではなく、痛みの度合いや動かし方によって関節の角度や引っ張り方を工夫する必要があります。

肉離れは早期に治療を開始することで、競技への復帰も早くなります。

  • 肉離れになってしまった
  • 肉離れがなかなか治らない
  • 肉離れになりやすいetc…

このような方はお気軽にご連絡ください(^^)

肉離れの予防方法、テーピングの巻き方、トレーニングやストレッチをお伝えし、早期に治癒できるように全力でサポート致します!