こむら返りと肉離れは別物
前回のブログで、脚をつってしまった状態の簡単な対策を書きました。まだ読んでいないという方は、是非ご覧ください!
また、バックナンバーも是非ご覧ください(^^)
さて、前回のブログでも触れましたが、こむら返りと肉離れは別物です。
こむら返りとは
こむら返りとは、ふくらはぎがつることで、ふくらはぎの筋肉が以上に収縮・けいれんを起こした状態のことです。ふくらはぎの他に太ももの裏側もつることがあります。
一時的な症状なので、4~5分で症状が消えることがほとんどです。
原因としては、水分不足、ウォーミングアップ不足、オーバーユース等があります。様々な病気が原因で起こることがありますので、頻繁に起こる場合は医療機関を受診してください。
対策として、、、
- 麦茶やスポーツドリンクなどでしっかりと水分補給を行うこと
- ウォーミングアップをしっかり行うこと
- もしつってしまったら、痛みが消えてからゆっくりとストレッチを行うこと
ストレッチは以下の2つの方法を参考にしてください(^^)/
腓腹筋のストレッチ
ヒラメ筋のストレッチ
↓はこむら返りの予防のストレッチです!
全部で4種類ありますので、是非やってみてください!
肉離れとは
肉離れとは筋肉が部分的に断裂、もしくは完全に断裂した状態で、症状としては肉離れの方が重症です。ふくらはぎ・太ももの裏が多いですが、ふくらはぎの方が比較的多いです。
走り出した瞬間や切り返した瞬間、ジャンプした時など、動きだした瞬間になるケースが多いです。筋肉に強い衝撃がかかると筋肉の繊維が切れたり、筋膜(筋肉を包んでいる膜)が破れたりすると症状が出てきます。
症状が軽いと、こむら返りなのか肉離れなのか判断しづらいときがあります。肉離れが起きた時は「プツン!」とか「プチッ!」という音がして痛みが出て、スムーズに歩けない状態になります。
- 動くと痛みが出るのが肉離れ
- じっとしていても痛みがでるのかこむら返り
このように覚えておくと判断しやすいですね(^^)
万が一こむら返りだと勘違いしてストレッチしてしまうと、余計に悪化してしまい、部分的に断裂してしまう可能性がありますので、慎重に判断してください。
また、肉離れの場合はなかなか痛みが引かないので、1ヶ月以上痛みが続くようであれば肉離れを疑ってください!
こむら返り、肉離れの筋肉の状態
なぜ動きだした時に筋肉が切れてしまうのでしょうか??
大きな原因として、
- 筋肉が硬い
- 筋力不足
- 筋肉の量が左右で違う(腕や脚の太さが違う)
- ウォーミングアップ不足etc.
様々な原因が考えられますが、よく耳にするのがウォーミングアップをせずにいきなり動いた時です(>_<)
ウォーミングアップ不足になるとどうなるのか。
まず筋肉が硬い状態です。脳が今から運動するぞ!!と指令を出していないので体全体が運動をする準備ができていません。その状態でいきなり走ったり、ジャンプしたりするわけですから筋肉に急激な負荷がかかり、筋肉が部分的に切れてしまうのです。
また、状態がひどいと内出血(皮膚が紫色に変色)していることがあります。その際はなるべく安静にして、医療機関を受診してください!
肉離れの応急処置
- 患部を圧迫すること!
- 筋肉をサポートすること!
包帯を利用して圧迫することで、内出血が広がるのを防ぎます。
テーピングを利用して筋肉をサポートすることで、筋肉の損傷部位が広がるのをふせぎます。
アイシング、ストレッチは禁止!!
アイシングやストレッチをしてください。と言われていますが、アイシングをすると筋肉が硬くなってしまい、治るのが遅くなることがあります。
ストレッチは言語道断です!
筋肉が損傷しているところにストレッチを行うわけですから、症状が悪化するのは目に見えています。
こむら返り・肉離れの治療は当院で!
当院でも、こむら返り・肉離れの症状で来院されている患者様がいます。
鍼治療を行うと、、、
- 筋肉が柔らかくなる!
- 治癒するスピードが速くなる!
回復が速い方は数回の治療で完治します!
当院には、陸上・サッカー・野球など、各種スポーツでケガをされる患者様が来院しております!
- こむら返りがなかなか治まらない・・・(-_-;)
- 肉離れがなかなか治らない・・・(~_~;)
という方は、是非当院へご連絡ください!
1日でも早く治るよう、全力でサポート致します!